ので感想記事を書いておきたいと思う。これを読むだけでは内容が全く分からないかも
しれないが、それは仕様である。詳しくは公開されたスライドをチェックするほうがよ
いだろう。
1. 「How to suggest new features for Vim」 by KoRoN 氏
光のVimの伝導者である KoRoN 氏の発表であった。
Vim にパッチがマージされるためにはどのようにすればよいか、氏の具体的なパッチを
挙げてまとめられていた。我ら闇のVimmerにとっては、基本的に闇(プラグイン)の力で
Vimを改造していくため、パッチという方法はあまり行われない。
それでも、プラグインを改良するためにパッチという力が必要なときはあるので、この
発表は有意義なものであった。
2. 「Evil is justice」 by esehara 氏
Emacs で Vim を模倣する Evil-mode の紹介。
我は中途半端な Vim 化が大嫌いなので、こういう機能は使わないが、一部には需要があ
るのだろう。彼は Emacs 使いなのに編集方法が Vim に傾いているので Emacs 界隈では
異端児なのだと思われる。闇の Emacs 使いとは彼のような人達のことをそう呼ぶのかも
しれない。
3. 「Vim から Git を使う」 by cohama 氏
Vim から Git を快適に使うための方法の解説。これだけを聞くと闇のVimmer 向けの発
表に思えるかもしれないが、デフォルトの環境で Vim から Git を使うための方法も紹
介されており、なるほどと感心した。光の Vimmer にも有意義な発表だったと言えるだ
ろう。
4. 「vital.ProcessManager」 by ujihisa 氏
Vital の ProcessManager モジュールの解説。我はまだ使ったことがないのだが、面白
いプラグインだとは思った。vimshell もこれで書き換えるべきなのかもしれないが、ま
だ保留である。我にはもっとやらないといけないことが残っているからな……。
5. 「Vim の RUNTIME の話」 by Linda_pp 氏
Vim に標準添付されるプラグインの解説。これまであまりまとまって解説されることは
なかったので、光の Vimmer にはよい発表だったのではないだろう か。
6. 「How to write patch to Vim」 by k_takata
Vim 界のパッチ職人である k_takata 氏の発表。パッチの書き方について、具体的な話
をしていた。パッチを書く前の話に重点を置く KoRoN 氏の発表とは微妙に切り口が違っ
ていて、内容が被っていなかったのはよかった と思う。「お気に入りのパッチ」という
表現に、氏の並々ならぬパッチへの愛情を感じた。我々がプラグインを愛するように、
彼はパッチそのものを愛してやまないのだろう。
7. LT 「iVimConf作りました」 by dictav 氏
iVimConfアプリを作った人の話である。このアプリ、せっかくなので他のイベントにも
活用できないものだろうか?
8. LT 「Emacs の紹介」 by kiwanami 氏
Vim 勉強会で Emacs の話をするとは、氏の勇気に敬意を表さざるをえない。
まぁ、我も Emacs 勉強会にて Vim の話をした過去があるのだが……。
ちなみに kiwanami 氏が意外と Vim を使っていることには驚いた。
Emacs を鍛えるのにはピアノ、暗黒美夢王覚えた。
9. LT 「duzzle.vim」 by deris01216 氏
Vim script で書いた迷路脱出ゲームの紹介。
我はプラグインにしか興味がないのでゲームは作れないが、こういったものが多く登場
してくると面白いように思う。
10. 「About of neocomplete」 by 暗黒美夢王
最後の発表は、我による neocomplete プラグインの紹介記事であった。
詳細はスライドのほうを参照してほしい。発表中に暗黒美夢王の精神が不安定になり、
Shougo の人格に切り替わることがあったのが反省点であった。やはり暗黒美夢王の人格
を長時間維持するのは難しい。次回は改善したいと思う。
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