ainame : 初めてのemacs lisp
ainameさんは、Shibuya.el を開催するために、Emacs Lisp を覚えたそうです。すごいですね。作ったのは、「hjkl-mode」という Emacs で vi キーバインディングを提供するメジャーモードのようです。コードを読む機会が多いので便利だそうです。この発表を聞いて私は、るびきちさんが以前設定を紹介していた、「view-modeでhjklで移動する設定」を思い出しました。
uk_ar : 「Emacs Lispのテスト」について
Emacs標準のテストフレームワークであるERTの紹介です。テストフレームワークは作ったものの、なかなかテストを書けていない私には耳が痛い話でした。この発表を聞いて、私ももっとテストを書きたいと思いました。
Hiroaki Nagata : emacsとdvorak配列について
dvorak配列の宣伝でした。キーボード配列も一種の宗教ではないかと個人的には思います。こだわりのある人も多いですが、私はキーボード配列を変更するのはVim内だけで十分ですね……。
Yuto S Hayamizu : tokyo-emacs という歴史上の出来事
twittering-modeのはやみずさんの発表。さすがに発表がうまかったです。ホモ・イーマクスとホモ・ヴィムで吹きました。なぜ tokyo-emacs が無くなってしまったのかがよく理解できる話でした。勉強会は運営者に負荷が集中しがちなので、どうにかしたいところですね。これは別にEmacs勉強会に限った話ではなく、Vim勉強会でも問題になっている気がしています。
m2ym :最近作った拡張(popwin.elなど)について
LTなので時間は短かったはずなんですが、内容は濃く、よくまとまっていたと思います。m2ymさんのプラグインが実際に動いているところを見れてよかったです。Ruby 1.9対応のRSenSeの次期バージョンとか、新たな拡張機能の話とか、今後がとても気になる発表でした。
at_aka : clgrep.el について
前半はkinesisの宣伝w。後半はChangelogメモと、Changelogメモに特化したgrep拡張の話。エディタの中でメモを取る機能は一定の需要がありますよね。
ShougoMatsu : 「Vimmerから見たEmacs」
私の発表です。
スライドの内容は見てもらったら分かると思います。
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれはShibuya.elのためにLTを作っていたと思ったらいつのまにか基調講演になっていた』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれもどうしてこうなったのかわからなかった…
しんぱいしていましたが、こうひょうみたいでよかったです
懇親会
本日のメインです。私はずっとVimについて語っていたような気がします。「酔っているんですか?」と聞かれましたが、私は会場でお酒を飲んでいません。しいていうなら、「Vimに酔っていました」。
とりあえず、議論になったのはこういう話題です。
Vim(Emacs)でご飯を食べていくには
情熱Vimmer
仕事とVim(Emacs)
Vim(Emacs)拡張開発での苦労
勉強会主催者はマゾ
拡張機能のテストどうする?
m2ymさんと拡張機能開発あるある
印象に残ったやりとり:
私「m2ymさんはデフォルトのキーバインドを大事にされているのなら、もちろん<C-h>もそのままなんですよね?」
m2ym「いや、それはさすがに無理。私はヘルプをそんなに開かないんで」
「<C-h>はキーマッピングを変更させるための陰謀ではないか」
Emacs 勉強会に参加するのは初めてでしたが、特に Vimmerだから差別されるといったことはなく、和気あいあいと議論に参加できたと思います。また次回があれば、ぜひ参加したいですね。そのときには、自分の作ったVim のプラグインをEmacs ユーザに向けて紹介してみたいと思っています。
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