『ビムマスターヤマト・完結編』
絵手田「こんにちは、月刊テキストエディタの絵手田(えでた)です。お疲れ様です」
Vim野「え、絵手田さん?」
絵手田「今日から僕がビムマスターヤマトの担当になりました。よろしくおねがいします」
Vim野「え、あの、小島さんは」
絵手田「亡くなりました」
Vim野「嘘ォーーーっっっ!?」
Vim野「な、なんで……」
絵手田「実は初めて出来た彼女に初デートの前に振られたようで」
Vim野「ええー、それで自ら命を」
絵手田「いえ、ショック死です」
Vim野「ショック死ィィィィ!」
絵手田「なんか仕事中に彼女から別れのメールがきて、」
小島「ありえないんだぜ!」
絵手田「と、叫んでバタンとぶっ倒れました」
Vim野「……最期までその喋りだったんですか……」
絵手田「それで仕事の話に戻りますけど、」
絵手田「ビムマスターヤマト、来月号で最終回ですので」
Vim野「うそぉぉぉっっ!??」
絵手田「悪く言えば打ち切りです」
Vim野「わざわざ悪くいわないでください」
絵手田「元々あまり人気がなかったんですけど、今月号ではブッチギリの不人気だったんですよ」
絵手田「どっこいEmacs君よりも人気なかったです」
Vim野「マジっすか!」
Vim野「でも急に最終回と言われても困りますよ」
Vim野「僕の漫画、やっと盛り上がってきたところなのに……」
Vim野「Vim四天王とか出てきて」
絵手田「戦いはこれからも続く――みたいな終わりかたでいいじゃないですか」
Vim野「そういう終わりかたってよくありますけど、」
Vim野「僕の漫画の場合、敵のボスのカナ神に主人公のプラグインがgithub上でforkされているじゃないですか」
Vim野「しかもドキュメントは英文だけで、地獄のような大幅改造を強いられているんですよ」
絵手田「どっこいEmacs君と被ってますね」
Vim野「いや、ぜんぜん被ってないですよ」
Vim野「とにかくそんな訳で、カナ神を倒さないとスッキリしないというか」
絵手田「そうですねぇ」
Vim野「しかもそのためには色々と条件があって、」
Vim野「カナ神のいるVim魔城へ行くにはVim四天王を全員倒さなくちゃいけないし、」
Vim野「カナ神を倒すには弱点である『Kinesis keyboard』が必要だし……」
Vim野「しかも今戦っている四天王のショウゴは、『THE・補完』と言われるぐらい妙に怠け者で、十回新しい補完技を見せないと死なないんですよ」
絵手田「なんでそんな設定に」
Vim野「十話ぐらい引っ張ろうと思って……」
Vim野「あと主人公のVimに、非同期処理ができることを第一話からほのめかせているんですけど、これどうしましょう」
絵手田「さぁ……まぁ、うまくまとめてください」
Vim野「はぁ……」
Vim野「(新しい担当、なんか冷たい)」
Vim野「で、そのページは何ページもらえるんですか」
絵手田「三ページでおねがいします」
Vim野「うそぉ~~~~~~~~~~~~っっっ!!」
Vim野「なんで僕そんなに酷い扱いなんですか」
絵手田「ほんと人気なくてーー」
Vim野「四コマ漫画のどっこいEmacs君だって毎回四ページあるのにッ」
絵手田「どっこいEmacs君も次回で最終回です」
Vim野「え、そうなんですか」
Vim野「Emacs君の最終回は何ページなんですか」
絵手田「四ページですけど」
Vim野「ちくしょおぉぉぉぉぉォォォッッッ!!!」
Vim野「も、もうっ、月刊テキストエディタでは描きませんからねっ」
絵手田「はい」
※:ついカッとなってやった。反省はしていない。
forkはgithubの機能であってgit自体にforkと言うサブコマンドはないですよ。
返信削除と、細かすぎてどうでもいい突込みをしてみる。
この書き方だとforkがgitのサブコマンドのように見えたので。
thincaさん、突っ込みありがとうございます。修正しておきました。
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